あとがき・作品解説という名の言い訳トーク
<Lucky Girl>
ゲームの初プレイからのお気に入りだったイリーナ。彼女が書きたくて、神羅サイドストーリーを書き始めたはずなのだが。
何故書き上がっていくのはツォン×ルーばかりなのでしょう(笑)マジで幸せになって欲しいと思ってます。
でも彼女主役で書き始めた話、必ずといっていいほどルーにもってかれるんだよね。やっぱ、イリーナにとっての最大のライヴァル?
<だから僕らは……>
はい、お疲れさまでした。長々とお付き合いいただいた割に、こんなしょーもないハナシで申し訳ありませんです。
ある日突然、福引きで鐘鳴らされて面食らってるツォンさんの映像が頭に浮かびました。
同じ頃、ゴールドソーサーのゴンドラの中でラブラブな二人の映像も浮かんだわけで。その二つを繋ぎ合わせたらこうなりました。
結果として過去話が絡み、予定よりも長くなった次第です。(しかし181KBも使って書くコトかね)これがUPした時、嬉し泣きしたのは
私です(笑) 書いても書いても、蜃気楼のように近づいては遠ざかっていったもんなぁ……エンディング。
我が家の二人の関係がこれで決定したという点で、意味深い作品となりました……作者的には。
<New Age>
「だか僕」を書きつつ並行して書かれた作品で、作品内時間的にも重なっています。
読んでお気づきの通り、くららの素朴な疑問から生まれた作品です。「何で隣町行くのにスキッフ乗らなきゃいかんのだね!?もしかして
ルー、方向音痴なのか?」(違うだろう)「まあ、私と同じね☆」(殺される)……。
これだけサクサクと構想まとまってあっと言う間にUPした話も珍しい。(正味三日だもんなあ)
しかし、読み返してみた内容は――単に二人がラブラブだってだけでしたね(爆死)
<ENDLESS STAIRS>
実はシューティングゲーム「RAYSTORM」のネームエントリー曲なのだ。しかし、そうと知らずに聞かされたらゲーム音楽とはわかる
まい、なメロディーライン。明るい、軽快なノリのお気に入り曲です。どこまでも永遠に続く階段。けれど、いつか最後の一段を登り終え
る時が必ずやってくる。その時まで、ずっと一人で歩き続けるのは辛いから――。信頼し合い、愛し合う人と手を繋いでいける人は幸せ
である。たとえそれが、道のりのほんの一部であったとしても……。(それにしてもルー、羨ましすぎ)
ダークネイション話は、いつか書こうと思っていたのだな。今回思いがけない形で書けて、嬉しかったですわ。
あまりにもいろいろな人が、様々な形で書いているシチュエーションだっただけに、「知らないうちによそ様のをパクッてました」にならな
いよう、細心の注意を払いました(汗)
<No fate>
ほぼ直しなしで、一気に書き上げられた珍しい作品。二日で仕上がるなんて、もう二度とないだろう。
「だか僕」書くために、年表作成をしたわけです。で、一番気になったのは「ルーって、どんな子供時代を過ごしたんだろう」ということと、
「ルーのお母さんって、どういう人なんだろう」ってこと。いろいろ細かく設定考えてるうちに、ごく自然に最初の一行が浮かんできました。
あとは勢いですな(笑)ルーとツォンさんとリーブ部長の三人がいれば、私の場合は話が書ける、といういい証明になりましたね。
<Loveless>
退職前の気違いじみた忙しさの中で、何故かふいに思い浮かんだんだよな……。多分この話書き出す前、別の話を書いたことでセフィ
ロスのイメージが自分なりにつかめたからじゃないか、というのが真相だろうとは思いますが。私はセフィロスのこと好きじゃありません。
嫌いじゃないです。いまいち興味持てなかった、という所でしょうか。
でも、設定考えたり年表作成したりするうちに、気がついたわけです。「セフィロスって、犠牲者なんだよね」と。悪になりきれない弱さの
所以を考えていったら、こんな話が出来上がったわけでした。それと、もう一つ。人間、自分のせいではないのに他人から恨みを買う事
がある。しかも、自分ではなく周囲の人間にそのとばっちりがいく。そんな因果の恐ろしさを、ここで書いてみたかったのでした。
<Everlasting>
ただ一つ、ルーファウスにどうしても言わせたいセリフがあったんです。その一言のために、他の部分が存在しているようなもの。その
セリフがわかった方は、私の代わりに話を書きましょう!(笑)――冗談はおいといて。これで9歳、赤ちゃん、7歳ルーファウスの話を
書いたことになります。でも私、ショタじゃありませ〜ん。信じて下さいっ!たまたま重なっただけなのよ〜。(ちょっとアピールしてみた
りして)「あと一歩が踏み出せない」だぁ?んなもん、私が背中押してあげるわ☆と、自分で書いておきながら自分でツッコミを入れてい
たのでした。「どこいつ」で腐った脳味噌の産物ですねぇ、この話(ため息)
<Tiny rainbow>
この話は、カヒミ・カリィの曲「STILL BE YOUR GIRL」の歌詞が元になっています。本人的には、製作期間の短さと反比例して満足
してます。いい話だなぁ、って。(自分で言うか?)数ある話の中で、内容と壁紙が一番合っているのでは?
<恋の黄金律作戦>
カウンター1万リクエスト。「イリーナとルーファウスでツォンを取り合う話」ということだったんですが――何だか微妙に違ってますね(汗)
イリーナちゃん、モテモテです(笑)最終的にはレノとくっついて欲しい気がしますが、ツォンさんいる内はまず無理だろうなぁ。
ま、いいよね。障害が多いほど燃えるのが恋だ。がんばれレノ!しかし、ライヴァル増やしてどうするんだね、君は。それも強力な(爆)
つくし様の「柊の実」に差し上げました。ツォンさんあまり出番なかった……。すみません!
<On a Journey>
カウンター1334リクエスト。こんなに遅くなりまして、はづみ様には申し訳ありませんとしか言いようがなく。撲殺ものの遅さです。
しかも、リーブ部長話をということなのに、何故かヴィンセント出まくり(汗)&「プレジ、アキコにフラれる」話だったり。
ツォンという名前、私は名字だろうと思っているのですが。しかしリクエスト物なのに、本編の過去が絡んでいる。それもかなり……。
名前だけ登場するキャラも入れれば、メンバーだけは豪華な作品ですねー。(シドだけ出せなかったがな・笑)
<Miss'n you>
我が家初の姫主人公話!だのに、ザックス死ぬわツォン死ぬわ、何だかもう(号泣)古代種の神殿の場面、二度と書くまいと思ったのに。
ザクエアでツォンエアでクラエアな話です。それぞれに対するエアリスの思いは、少しづつ違うんですけどね。
話の中では登場させられなかったんですが、ザックスとの恋はザックスがエアリスをナンパして始まったもの。エアリスの初恋。ザックスには
主に憧れの感情を抱いてたんですねー。ツォンには、ジュディが足長おじさんに対して感じるような信頼と穏やかな愛情を感じていたんです。
肉親がもういないエアリスですから、同じく肉親のいないツォンに自分と同種の淋しさを感じて、親近感を抱いてたわけ。
この二人に対するのとは違い、クラウドとの恋はエアリス自身が発見し、彼の運命に関わることを自ら選び取ったという能動的なもの。
守られ、ただ待つことしかできなかった少女が成長し、今度は自分が愛するものを守りたいと願った。一応ビルドゥングストーリーを目指した
らしいです。あとがきにそう書かなきゃいけないなと感じた時点でギャフン(^^;)
<This Side of Paradise>
「天国がもしあったなら 君は行きたいかい だけど痛みのない場所で 僕らは笑えるだろうか 窮屈な毎日だから きっといつか愛しくなる〜♪」
――千聖のアルバム「ORGANIC GROOVER ver.2211」に収録されている「This Side Of Paradise」を頭の中で映像化して、それを文章
に変換するとこうなりました。おかしいな。脳内映像では、もっとラブラブなんだよぉ〜!(笑) ←またまたバグッた模様
一昨年(^^;)の7月終わりに1章目だけ書いて、ずーっと塩漬け状態だったんですが。去年になって「ルー好きだぁあああ!」ゲージが振り切れる
ほど上昇した挙げ句、最初書こうと思ったのとは全く違う路線を突っ走ることに。どこをどうしたらオカルト系っつーかホラー系っつーか、そういう話
から新婚さんいらっしゃい話に化けるのだ?(汗)その方がよほどミステリーだよ……。(題名も全然違ってたらしい)
この話から少し経った状態が「My Love,Joy of my Desiring」。我が家のお二人さんが両想いになると、バカップルになるのね(死)
<Days after always>
日々の仕事は面白いことばかりじゃないけれど、辛くたって私、負けない!!
そんなイリーナの心は、ボスに絶望的な片道通行。レノはそんな彼女を何とか自分に振り向かせたいのだが、いまの所ことごとく空振りに終わ
っているようだ。ルードはティファが気になっているわけだし、タークスの三人って揃って片思い中なのだな(笑)
じゃあ肝心のボスはどうかっていうと、まともに恋愛するヒマさえないほど多忙らしい(爆)しかも、本人にその自覚がないときたもんだ!
全く、救いようのない連中である。仕事には有能でも、私生活ではちょっと不器用な面々。整理されたのは書類ではなく、それぞれの思いだった
ようだ……。新年早々から仕事する彼ら。ちゃんと特別手当を支給してやれよ、ルー!
ちなみに。ルーが買ってきた紅茶はインド茶のニルギリだろう。「年間を通じて収穫・品質の優れたものは12月〜1月にかけてのもの」なので。
そして何より。抜群に美味しい紅茶とは、値段の高いものではなく「新しい、出来たてのお茶」なんである。甘くてトロ味があってね♪
緑茶だって、一番美味しいのは新茶だし。同じことです〜。輸入されて半年が限度かな?
<幸せは湯気の向こう>
とうとうやっちまったかい!ってなカンジです。誰もが一度は書(描)きたくなるであろう、猫ルー話です。人間ルー様とは違って、いやに素直で
可愛いですよね。いつもこうだと、ツォンさん苦労しないんだろうなぁ……。今年3月14日の日記で書いている猫ちっくなルー話は、書くとシャレ
にならないので(我が家に裏は無い^^;)、その代わりに「人間ちっくな猫ルー話」に脳内変換したわけです。
だから、「新婚さんいらっしゃい話」なんだなー。壁紙も、バカップルにふさわしくピンク色にしてみました。
結局、「ツォンさんが社長」ってところだけですね、元の話と変わってないの。……あ、パリに住んでるところもか。(どうでもいい裏設定だが・笑)
<Sacrifice>
安易には書くまい!と思っていたのが死にネタ。でも、やっぱり一度は書いてみたかったらしいです。これで気がすんだので、当分いいや(笑)
どこまでも、ベタですよねえ……。大体、タイトルで内容バレバレ。でも、他には思い付かなかったです。
「神に捧げる犠牲は、最高のものでなくてはならない」。ウェポンが星の意思の産物なら、荒ぶる神と同じわけで。それを鎮めようっていうんです
から、お供え物には彼しかいないでしょう。本人が作り上げたわけではないにしろ、魔晄文明の責任者だし。若くて綺麗だしなー(爆)
「神の物である人間が愛と哀しみを知り、人の心を取り戻して神のもとに帰る」というお話。そして、ツォンさんには犯罪者疑惑が残るのだな(^^;)