〜 FF7雑感 〜
 

<EE社(エシル・エレクトリック・パワー・カンパニー)>
神羅カンパニー以前に、FF7ワールドの電力と通信を牛耳っていた超国家的企業。
もちろんmy設定である。これもモデルがある。クルップが手を組んだジーメンス社だ。
ジーメンスは、やはりドイツの企業である。
鉄鋼、電信、発電機――。現在我々が日常お世話になっている物は、かなりの部分
この会社が発明、実用化した物だ。
例えば、電車。1879年にジーメンスが実用化し、汽車の時代は終わりを告げる。
現在この会社は、家電製品から原子炉まで生産している。原子炉は、FF7ワールドで
いうところの魔晄炉だ。
そしてもう一つ、モデルにさせていただいた企業がある。
1895年に無線電信を発明したマルコーニが設立したマルコーニ社だ。
通信軍需産業という点では、こちらが直接のモデルだ。
諜報機関とくれば、暗号解読に盗聴。しかも、国家であれば法律の枷があるところを、
神羅は民間企業なのだ。何でもあり、である。
マルコーニはSDIに関わるような企業だ。
間違ってもNTTみたいなのを想像してはいけない。
ちなみに、マルコーニはロスチャイルドと手を組んでいた。
この勢力に対抗するために、クルップ・ジーメンス連合が設立したのがドイツ銀行だ。
そういう雰囲気を、EE社には与えたかったのだが……。